KMT NETWORKってこんな製品を作っていたって知っていましたか

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、世間では外出抑制や、部活動の禁止・テレワークの推進など、今までの常識が大きく変わる転換期を迎えていました。

実際に、テレワークに関していえば、全国で最大56.4%（総務省統計参照）を記録するなど、家や専門のオフィスで仕事をするよう呼びかけが行われました。しかし、大人だけでなく子ども達にも影響がありました。

それが、家庭学習です。学校への登校禁止が余儀なくされ、課題がオンライン形式で取り組むようになったりと環境の変化が大きく発生したのです。

そして、住居スペースを改造して、学習スペースや仕事スペースにしたという方も多かった事でしょう。それに伴い、デスクや折りたたみテーブルの販売が増加。使い慣れない家具や、姿勢に苦労する人があとを絶ちませんでした。

で、この作業スペースですが、会社のデスクなどで仕事をすると、大方デスク上で仕事が完結します。例えば、充電器やコンセント類の配置なども完璧です。

しかし、急遽買った折りたたみ脚テーブルなどには、そのような機能がないのです。（そもそも求めるタイプの製品ではない）

※上記画像・Yahoo! ショッピング出店者様より

従来の折りたたみ脚テーブルといえば、どこでも持ち運べて簡単に収納でき、短時間の用事を行うのに適した製品が多くありました。

しかし、急なテレワークや家庭学習を余儀なくされた方々が、いきなり大きなデスクやテーブルを作業用に変更するには、ハードルが高く、このような製品を使わざる終えなくなったのも事実です。（これで何時間も作業すればイライラも出てきますよね）

また、オンライン形式の仕事などとなると、とある物が必要になってきます。

✔️パソコン・タブレットなどの電子端末

✔️充電設備の有無

✔️wi-fiやオンライン接続できる環境

これらが必要になってくるわけです。

で、昨今の充電器は短いものも多くあり、常時使わないといけないモノをデスク上で管理できればと思い、誕生した製品が『コンセント付き折りたたみ脚テーブル』だったわけです。

上記の画像のように、スペースは損なわず、デスク上で大方の作業は完結できるように配置されたコンセントなどが特徴的であり、タブレット端末や16インチほどのノートパソコンも配置し、なおかつ教科書やノート類も配置できる折りたたみ脚テーブルが誕生しました。

また、コンセント部の位置は、飲み物をこぼした際に入り込まないように出っ張りとしたことも細かい点です。（完全埋め込みと正直迷いました）

大きめのデスクでさえ、後付けで卓上コンセントが発売されていましたが、折りたたみ脚テーブルは、コンセント近くで作業ができるという固定観念からなかなか卓上での管理環境に重きを置かれませんでした。

また、折りたたみ脚テーブルからのコード長は、試作段階で1.5ｍ。最大で5ｍほどのコード長が用意できる仕様でした。（設置方折りたたみ脚テーブルとしての使用も考慮）

また、画像は実際に卓上に配置した写真ですので、購入時に相違がない点も大きなポイントでした。

寸法は上記写真の通りであり、汎用品を改造した製品です。なので、特殊なサイズでもなく使いやすい寸法でした。住居環境も損なわず、収納のしやすさやデザインといった面でも、高級感がありインテリアとして優秀なテーブルに違いありません。

また、高さ29.5㎝ですので、座椅子やクッションを置いても問題ありません。

これが大きなサイズであり、ラインナップとしては、ひと回り小さいサイズも用意していました。

製品化できたことは嬉しいことですが、材料費の高騰と製品化するまでのコスト面で他社と勝負が出来ないと判断し、販売をしなかったという幻の製品となりました。コンセントだけでもパナソニック製のコンセントでしたのでかなりの値段になってしまったのです。

しかし、販売は中止しましたが反響はかなりありました。SNSでプレゼント企画として商品を開示。数名の方の手元に届いたという経緯もあります。

これが、KMT NETWORKの実製品が生まれていたという話です。

いかがでしたでしょうか。

実は、KMT NETWORKってこんな製品も作っていたんだ！と、なっていただければ我々も大変満足です。

この製品が世の中に無かった理由や、形にしてみて分かったことなども多くありました。そして、今でもYouTubeなどで、検証動画を投稿するベースとなっております。

これが、このKMT NETWORKを大きくする一歩です。デジタル作品だけでなく、様々な形で個人の知識を最大限にしてまいります。

お付き合いありがとうございました